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執筆者の写真プラモ尼崎城

「ものづくりのまち」の面白さ

尼崎城が再建される記念に、尼崎城のプラモデルが欲しい。無いなら作ろう。といういたってシンプルな動機による今回の取り組みですが、これを実現しようとする、このまちの面白さについてご紹介したいと思います。



1.プラモデルのスケールはどれぐらいにしたら良いのか。250分の1?、350分の1? 尼崎市には産業技術短期大学がある。アポイントを取って午前中に相談。 相談に乗ってくれた先生が熱い。「イメージなら、3Dモデルを作ることもできるが」。夕方、先生から「3Dデータを作ってみたけど」すごい、3Dのイメージができている。数日後、「データを元に、3Dプリンターでモデル作ったよ」しかも、2種類のスケールで。ノリが良すぎるだろう!


2.ファンと資金を募るため、まずシャチホコから。でも金型はどうする。 市内には熱い中小企業がいる。プラモデルを作りたいけど、金型やそのためのデータ取りをどうするか。相談した企業から、「うちでは全部はできないが、ここならやってくれるよ」という紹介が。恐るべし企業のネットワーク。金型が出来れば量産は、うちのメンバーがやってくれる。何て頼もしい!


今回は、これまでの経緯を少しだけ紹介させていただきましたが。このプロジェクトを進めようとしているのは自己紹介しているメンバーだけでなく、ものづくりのまちの熱い人々が一緒に取り組んでいます。また、これからもメンバーはどんどん増えていくでしょうし、そのエピソードも。面白くなってきました。


たかが「プラモデル」、されど「ものづくり」

(文:岸本浩明)

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