【デジタルと実体の狭間で】

12月中旬から走り出していた尼崎城シャチホコの3Dデータづくりが、いよいよ大詰めを迎えています。


昨年秋に入手した図面や資料写真を見て1からデータを起こすより、立体造形物を3Dスキャンし、修正を施すという方法を取りました。微妙な立体のニュアンスを反映させるならば、イメージモデルとしてつくったシロウト作のサンプルモデルでも有益であると、まさかの原型に「昇格」したのは、これまでにも何度か述べてきた通りです。


そのデータ作業が着手から1カ月(!)を迎えようという頃、中野製作所のNさん(注:中野さんではない)から、連絡が入りました。内容は「シャチホコの胴体としっぽのつなげ方がよく分からない」というものでした。ちょうど、しっぽの形を図面に合わせて大振りに修正をしてもらっていたところでした。



シャチホコの胴体の断面は楕円か、ほぼ円形。そこから広がる尾ヒレの部分は、末広がりになりつつ、先に行くほど薄くなっていくという、3次元的にまとめる必要があります。


そこで、再び手作業の出番となりました。現状の最新データを3Dプリンタで出力し、その上に造形的な加工を施して再度3Dスキャンしてつなぎ合わせるという方法です。手作業での造形は半身だけで、スキャンしてデータを左右反転後につなぎ合わせれば、データが仕上がります。





私たちが支払える制作費の何倍…ヘタすると10数倍の仕事をしていただいて完成しようとしている3D-CADデータは、私たちの大事な財産になることは言うまでもありません。

(綱本武雄)


〈尼崎城開城まで、あと63日〉

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