以前こちらでもご紹介した、福崎町観光協会が発売した河童のプラモデル。その商品がどのように企画され、開発に至ったのかお話を聞きたくて、仕掛け人にアポイントをとりました。誰の紹介でもありません。直接電話をかけて、経緯をお話ししてお願いするという、至って正攻法な依頼方法であります。
朝10時に立花駅でメンバーの岡崎さんと合流して、一路中国自動車道を西へ。途中休憩をはさんで、約1時間半の道のりです。
福崎町は姫路市の北に位置し、中国自動車道、播但連絡道路、JR播但線などが通る交通の要衝になっています。人口は約19,000人で、我が国を代表する民俗学者の柳田國男を輩出したことでも有名です。以上、グーグル先生からの情報でした。
思ったより早く到着したので、さっそく散策開始。まずは町内屈指の妖怪スポットである辻川山公園から。こちらには、池の中から出てきて通行人を驚かす河童や、写真を撮ってくれとせがむ天狗などがお出迎え。さらに、町をあげて取り組む「妖怪造形コンテスト」優勝作品の巨大オブジェも並んでいます。特に、出るなり引っ込んでしまう河童は、スタンバイしていないと写真を撮り逃すほどで話題性抜群です。
ここで問題発生。地域の特産品である「もち麦」を使った料理が味わえる施設「もちむぎのやかた」が休館であることが判明。急遽もち麦料理を探し求める旅に出ることになったのでした。
(つづく)
〈尼崎城開城まで、あと248日〉
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