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執筆者の写真プラモ尼崎城

【メンバー紹介01】宮本と申します。


尼崎市内の「山八化成工業所」にて、プラスチック射出成型加工業に従事しているものです。今回、シャチホコのプラモデルの成形加工(量産)を担当いたします。


それで早速ですが、自己紹介を含めて今回のプラモ尼崎城に参加した経緯を述べさせていただきます。


プラモ尼崎城に関しては発案者綱本さんが「みんなの尼崎大学」で発案した時に私も同席していまして、それならば私も同種の仕事をしているので参考になると思いますと発言したのがきっかけで自然と活動に加わりました。


話が前後しますが私の成型加工業の経歴は、ちょうど二十代がバブル景気の真っ盛りで、当時年間就業時間が4000時間を越えていました。街中で山下達郎のクリスマスソングやドラマ・東京ラブストーリーが溢れかえっている浮ついた雰囲気の時代に、そんなこととはまったく無縁で、ひたすら仕事に明け暮れた毎日でした。


当時は大変しんどく感じる毎日でしたが、今となっては私のモノづくりのスキルがここで形成されたと、人生で感謝すべき期間でもあったと思っています。そして、三十代、ここでバブル景気がはじけて一気にヒマになり、時間を持て余すようになりました(それでも年間就業時間3000時間)。


 その時、何か時間を有意義に使いたいと思って身近にあった新聞(普通紙・経済新聞等ではありません)を貪るように読む毎日が始まりました。毎日約3時間ぐらい。最初は慣れなくてものすごく疲れるましたが、そのうちに慣れてくると、その3時間が毎日の日課になってきました。そして、そうやって新聞の細部まで目を通す習慣が私にもたらしたものがアマチュア作家への道のりです。


実際、大きく報道されるニュースは表面上のものや、その瞬間のものがほとんどですが、すべての物事にはそこまで行き着く経過、そしてその後の展開があります。そのように、物事の時間経過を考慮して思考を展開できる習慣がついたことも私の人生の中で大切な財産だと思っています。


話は長くなりましたが、綱本さんが発案した尼崎城のプラモデル化。このように過去、そして未来へと時間経過の想像を楽しめる活動に出会えたことは私にとって人生の出会いであり、まだまだ先の展開は見えてきませんが、この活動に関われたことを嬉しく思っています。


どうか、少しでも多くの方に、この活動に興味を持っていただけたら幸いです。よろしくお願いします。

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