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執筆者の写真プラモ尼崎城

【仲間が増える】

 尼崎という地域の力でプラモデルを作ろうと、人に会うたび話して回っているプラモ尼崎城です。

しかし、本件に興味を持ってくれそうな人物や工程を担ってくれそうな事業所を、私たちが最初から知っているわけではありません。尼崎の産業に関わる/関わっていた方々の協力をいただいて進めています。


 それは控えめに言っても、たいへん心強いお力添えです。初めてお邪魔して、いきなり「プラモデルを作りたい」というおっさんの話を、普通聞いてくれませんよね?

 ところが本件では、「○○さん(紹介者の名前)からのお話なので」「△△さんの言うことはいつも面白い企画ばかりで…」という具合に、最初からまずは要件を聞こうという雰囲気であることが、非常に多いのです。さらに話が進むにつれて「何を、いつまでに」みたいな具体的な話に変わっていたりします。



 先日も、とある所で「まずは小さいものを作って腕試しを云々」と説明したら、日も沈まぬうちに届いたのが「さっそく作ってみた」という3Dデータだったり。この、投げたボールがすぐさま打ち返されてくるスピード感に心底腰を抜かす思いをしたのは、言うまでもありません。



 まずはご紹介くださった方(事情あってお名前をご紹介できないので、ここでは「工作員」とお呼びします)が積み上げて来られたお仕事に感謝するとともに、このまちに充満する「作りたい」というエネルギーを垣間見た思いです。それは、とてもまぶしい光のようでした。



〈尼崎城開城まで、あと263日〉

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