top of page
執筆者の写真プラモ尼崎城

【金型屋さんは、いませんか】

◼️前回までのあらすじ 諏訪のプラモデルメーカー、ピーエムオフィスエー(PMOA)が地域の建物を商品化していることを知り、教えを乞いに一路諏訪を目指したプラモ部一行。尼崎城のプラモデルを1年で販売したいと一貫生産を打診するも、山口晃社長からの回答は「地元の業者と作るべきで、そのための設計と工程管理なら任せて」というオトコマエな言葉だった…。


◼️そして、その続きは。 持ち帰った宿題は、尼崎で金型屋さんを探すこと。加えて(これはシロウトの考えですが)産業系の助成金も獲得して、実現への弾みをつけたいところです。



この2題を同時に解決してくれるところは、私の知る限りひとつしかありません。訪問したのは尼崎商工会議所。100年以上にわたって尼崎の産業を支え続けている経済団体です。

応対してくれたのは、地域振興グループリーダーを務めるSさん。まずはプラモ尼崎城の概要を伝え、この日のために用意したおおよその事業規模とスケジュールについての書類も説明しました。


Sさんは内容に理解を示しつつも、現時点の問題点を指摘してくれました。主なものを挙げてみます。 ・地域貢献の視点がないと取り組めない事業 ・金型製造費の回収までにかかる時間が長いと「待てない」企業が多いのではないか ・関連して、助成金が取れたとしても精算払い(年度末に領収書と引き換えにもらえる)になる。建て替えのできる企業がどれくらいあるか ・そもそも、販売で投資額を回収できる見通しのあるものに助成金が出るかどうか

うーん、確かにその通りです。それでもSさんは、市内で金型をつくる企業のリストアップと、可能なら経営者への打診をしてみると言ってくださり、しばらく反応を待つことになりました。


あとから宮本さんに聞いたことですが、金型の製造費は発注者が持つケースが多いようです。私たちは言い出しっぺに過ぎず、今のところ所持金ゼロ。とても発注者になれる体力はありません。売り上げの配分についても、もう少し理解が必要です。(綱)

〈尼崎城開城まで、あと368日〉

閲覧数:8回0件のコメント

Comments


bottom of page