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天守キットの開発
「1/250スケールの尼崎城のプラモデルをつくる」
予算も手間も膨大なこのプロジェクトは、
下請け・孫請けで多くの無理難題に取り組んできた
ものづくりのまち・尼崎なら実現できるのではないか?
という期待から生まれました。
城には城のプラモが要る!
姫路城には姫路城の、松本城では松本城のプラモデルが発売され、観光地の土産物屋や専門店の城コーナーに商品が並んでいます。しかし400年ぶりに尼崎城が再建されたにもかかわらず、わがまちでは尼崎城のプラモデルができる気配はありません。それならば、自分たちで作ろうと思い立ったのが開発のきっかけです。現在はCAD/CAMの普及により、従前より実現の道が近くなっていること、技術を持つ企業が市内にあることを知っていたからです。
ごく私的なことになりますが、発起人の子どもがプラモデルづくりに親しむようになり、一緒につくる時間を過ごしながら、プラモデル製造のしくみや歴史に改めて関心を持つようになりました。プラモデルの見識を深めるなら、作る過程に立ち会うのがもっとも近道です。工程を担う企業をきちんと取材し、その成果の記録や発信も含めて存分に楽しみ、発信していきます。
天守キット開発の現状
2020年から本格的に天守キットの開発に着手しました。実際に建てられた尼崎城の図面を施行者・管理者から提供を受け、それをガイドにモデリング~部品分割をおこなっています。
しかしながらプラスチックモデル開発の経験者がいないこと、部品点数が多く作業内容が膨大であることから、作業は難航しています。途中(公財)ひょうご産業活性化センターの支援を受け、特に作業難易度の高い部品については模型メーカーの協力により作業を進めています。
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