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【4/7工場見学&報告会を開催しました】

2019年4月は、シャチホコプラモ製作にあたってご支援いただいたみなさんへのリターン月間。桜がほぼ満開となったこの日に開催したのは、宮本さんの射出成形工場の見学会とプラモ尼崎城の報告会でした。




まずは発起人の綱本より、プラモ尼崎城を始めた経緯と、その歩みをご紹介。長野県の諏訪と兵庫県の福崎で出会った方々にたくさんのヒントをいただいたことが活動方針に大きく影響したこと、製造工程を担う町工場とよいご縁をいただいたことなどをお話しました。



続いて射出成形の実演です。4/7の見学会のために、まだ調整しろを残したまま引き取って来た金型を使って、シャチホコプラモ誕生の瞬間を見ていただこうという試みです。ここからは宮本工場長の本領発揮。射出成形機のしくみを大きな身振り手振りで紹介したのに続いて、実際に成形したばかりの成形品を参加者に手渡して、まだ熱の残る製品に触れていただきました。



私たちにとっても、製品ができあがる瞬間を見るのは初めて。金型が仕上がって最初のトライとなる「T1」段階での見学会です。樹脂が行きわたらない状態に始まり、成形回数を経るにつれてきれいな完成品になっていく過程を、子どもたちと同じように固唾をのんで見守りました。


最後に、長谷川さんからリターン品の開発状況について報告。複数のパッケージを制作していることや、シャチホコプラモから派生してシャチホコポストができたことについてご紹介しました。



この日のために、はるばる埼玉や名古屋からもお越しいただいた今回のイベント。感想を記入いただいたアンケートには、「プラモの天守閣の完成が楽しみ」「城好きな有名人、イラストレーターなどに応援してもらい、活動を盛り上げて」などなど、今後に期待する声を多数いただきました。


開催前日に金型の引き渡しがあり、深夜まで調整をして当日を迎えるという、まさに綱渡りで臨んだイベントでした。そのあたりのご苦労は、また宮本さんから直接語っていただくことにしましょう。


(写真:マエグチアカネ)



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